体脂肪率の計算

首・腹・ヒップのメジャー計測から体脂肪率と除脂肪量を出します。米海軍の方式です。

1984年の米海軍保健研究所の回帰式で、測定器を使わずメジャーだけで体脂肪率を見積もります。米国防総省が体格基準に使っているため広く知られています。その代わり誤差はおよそ±3〜4ポイントで、筋肉が非常に多い体型や、腹部にだけ脂肪が集まる場合に特にずれます — 一度の値より、同じやり方で繰り返し測った流れのほうが役に立ちます。

メジャーで測った値

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性別

腹囲と首囲を使います。

cm
kg
cm

喉仏の下で最も細いところ。

cm

男性はへその高さで最も太いところ。女性はウエストの最も細いところ。

体組成

体脂肪率

16.9%

除脂肪量

58.1 kg

体脂肪量

11.9 kg

測り方

メジャーを床と平行にし、息を吐いた状態で、肌を押し込まない程度に当てます。朝いちばんに測ると日ごとの比較がしやすくなります。

誤差はおよそ±3〜4ポイントで、筋肉が非常に多い体型や、腹部にだけ脂肪が集まる場合はさらに広がります。

メジャーの値からの推定であり、体組成検査の代わりにはなりません。医学的な助言ではありません。

身長175cm・首38cm・腹囲85cmなら16.9%

男性の式は、腹囲から首囲を引いた値と身長を常用対数で入れます。495 ÷ (1.0324 − 0.19077·log(腹囲−首囲) + 0.15456·log(身長)) − 450 で、上の値なら16.9%です。体重70kgなら除脂肪量は 70 × (1 − 0.169) = 58.1kg、体脂肪量は残りの11.9kgです。女性の式は腹囲にヒップを足して首囲を引いた値を使い、係数も違います — 身長165cm・首34cm・腹囲75cm・ヒップ95cmなら26.4%です。

腹囲1cmで0.7〜0.8ポイント動きます

式に体重は入りません。百分率は周囲長と身長が決め、体重はkgに直すときにしか使いません。上の例で腹囲を80cmと測れば12.9%、90cmなら20.7%です。首囲は逆に動き、36cmなら18.5%、40cmなら15.4%です。息を吸ったまま測ったりメジャーを斜めに当てたりすると、その差がそのまま数字になります。

区分をつけない理由

回帰式は1984年の米海軍の隊員の体型に合わせたもので、個人には±3〜4ポイントの幅がつきます。16.9%は13〜21%のどこかという意味に近い値です。その幅の中に線を引いて名前をつければ、メジャー1cmで名前が変わります。値は統計的に見積もった位置にすぎず、医学的な診断ではありません。

よくある質問

Qどこをどう測りますか

首は喉仏の下で最も細いところ、腹は男性はへその高さで最も太いところ、女性はウエストの最も細いところ。ヒップは最も太いところです。メジャーを床と平行にし、息を吐いた状態で、肌を押し込まない程度に当てます。朝の空腹時に測ると日ごとの比較がしやすくなります。

Q体組成計の値と違いますが、どちらが正しいですか

どちらも推定です。生体電気インピーダンス(体組成計)は体の水分で揺れるため、水を飲んだ量や運動直後かどうかで数ポイント動きます。メジャー方式は水分には揺れませんが体型の違いを捉えられません。正確な値が要るならDEXAが基準で、そうでなければ一つの方法に決めて同じ条件で繰り返すほうが確かです。

Q体重を変えても体脂肪率が変わりませんが、合っていますか

合っています。式に体重はありません。70kgで16.9%なら除脂肪量58.1kg、75kgなら62.3kgと、kgだけが変わります。

Q男性なのにヒップを聞かれないのはなぜですか

元の報告書の男性の式が腹囲と首囲しか使わないからです。女性の式は腹囲にヒップを足した値を使います。性別を切り替えると係数と欄が一緒に変わります。